DekoちゃんのHAPPY SMILE

アクセスカウンタ

zoom RSS 紅葉の永源寺から木地師の発祥の地、君ヶ畑へ

<<   作成日時 : 2006/11/25 23:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

春の鈴鹿山旅の後、約束していた秋の鈴鹿。今回はのんびりと秋を楽しむコースとのこと、地図で見てもさほど厳しい道ではなさそうと安心して参加しました。

京都からJRで江八幡へ、そこで近江鉄道に乗り換え、集合場所の八日市<に到着。もう随分前に一度来たことがありますが、駅も駅前も整備され、その変身ぶりに驚きました。
画像

親戚と合流し、バスでまずは紅葉の名所永源寺へ。ちょうど見頃とあり、参拝客も沢山いましたが、思いの外ゆっくりと紅葉を愛でることができました。永源寺は愛知川渓谷沿いの山肌に佇む臨済宗永源寺派総本山、その姿を木々の中に隠し対岸からも伺い知ることはできません。
名物のこんにゃくなどを売る露店が並ぶ参道から、寺門、山門を通り、本堂へ向かう道、そして本堂と回廊、庭園、そのどこを見回しても、一面の紅葉。深紅に目を引かれがちですが、その中に黄色や緑が混ざり、モザイクのように彩られた様子もまた美しく好きです。紅葉に彩られた白砂の庭園の美しさと見事な茅葺き屋根の本堂の荘厳さにこれから迎える厳しい雪の季節を思いました。

『臨済宗永源寺派大本山永源寺』ホームページ http://eigenji-t.jp/index.html

昼食に名物の永源寺蕎麦をいただき、今日宿泊する杠葉尾(ゆずりお)まで行くバスを待つ予定でしたが、次のバスまではまだ2時間程・・・。急遽、木地師(きじし)発祥の地、君ヶ畑までタクシーを飛ばすことにしました。

木地師とは、ろくろを使って、木を削り、様々な木地を作る職人さんのことで、平安時代、都から落ち延び愛知川上流のこの地に身を隠した惟喬親王が伝えたものと言われています。君が畑、政所といった地名はその名残のようです。君ヶ畑の手前、蛭谷(ひるたに)にある木地師資料館を覗こうとするも閉まっている様子だったので、そのまま君ヶ畑へ直行しました。
画像

夕暮れの早い山間のひっそりとした集落。通りかかった方に尋ねると、目的のお宅まで連れて行って、お声を掛けて下さいました。

出て来られたのは、小椋昭二さん。この地域で一時廃れてしまったこの技を復活させた、発祥の地唯一の木地師さんです。快く、自宅隣の工房「君杢」の中を案内して下さいました。

工房の中には切り出した後、乾燥させるためにまず3年間は寝かせるという木が所狭しと積まれていました。電動ろくろでの実演。大きな音とともにぱっと木屑が飛び散る様は大胆にも見え、しかし僅かな狂いも許されない繊細なお仕事だと思いました。その後、ご自宅へ伺い、作品を見せていただきました。ろくろで荒削りした後、変形を防ぐため、更に1年程乾かし、丹念に磨きをかけて、ようやく完成するそうです。木の種類は桧、栃、タモなど。それぞれの木目の特徴が生かされた作品はどれも品がよく、思わず手にとってみたくなる温かみも感じます。突然の訪問者にお茶を入れて、笑顔でとつとつとお話される小椋さんのお人柄が作品にも滲み出ていました。

私は玉の入った不思議な木目と絹のような艶が気に入りタモのお盆を求めました。ちなみにタモというのは野球のバットにも使われる堅い木なのだそうです。お盆の裏に工房の焼き印を入れていただき、すっかり長居をして、気がつくと最終バスの時刻過ぎてしまいました。これから車で、婚礼の引き出物用に受注したお盆を納めに行くからと、わざわざ遠回りして、私達を杠葉尾までお送り下さいました。なんといい人だろうと感激。着いた頃には、すっかり辺りは暗くなっていまいした。ご親切に心より感謝。有難うございました。お盆、大事に使わせていただきます。

『日本木地師学会』ホームページ http://www.tvt.ne.jp/~kijishi/wood/

(写真上から)1枚目:永源寺庭園の紅葉 2枚目:木地師小椋昭二さんのろくろ実演

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
紅葉の永源寺から木地師の発祥の地、君ヶ畑へ DekoちゃんのHAPPY SMILE/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる